AIやプログラミングなど
情報系の分野を学べる学科に
4年生
福岡県出身
筑紫丘⾼校卒業
- 電気情報⼯学科を選んだ理由は?
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中学、⾼校の頃から⽂系科⽬より理系科⽬の⽅が得意だったので、理系の学部に進むのは早い段階で決めていました。その上で、世間で AI、AI と騒がれていたので AI やプログラミングなど情報系の分野を学べる学科に進めば、将来有利になると思って電気情報⼯学科を選択しました。
- どんなことが学べますか?
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電気情報⼯学科では低年次で電気情報⼯学分野の基礎を学び、途中で計算機⼯学(CM)コース、電⼦通信⼯学(EC)コース、電気電⼦⼯学(EE)コースに分かれて、より専⾨的な分野を学びます。
EC コースでは電⼦⼯学など、EE コースではエネルギーなどを学べます。私は CMコースだったので、コンピュータシステムや⼈⼯知能、OS などを学びました。このように電気情報⼯学科では幅広い分野から選択し、学ぶことができます。

- 学校⽣活の中で印象に残ったことは?
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やはり⼩、中、⾼と違って時間割に⾃由度があるということですね。
必修科⽬は絶対取らないといけないけれど、選択できる科⽬もあって、⼀⽇オフの⽇を作って友達と遊んだり、バイトをしたりしていました。サークルはスカッシュサークルに所属していて、他学部の⼈たちと交流して楽しんでいました。
- 今後、電気情報⼯学科を⽬指す⼈へのメッセージやアドバイスを。
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私はこの学科に進む前はプログラミングを全くやったことがなく、知識もあまりありませんでしたが、授業を受けていく中で徐々に⼒を付けていくことができました。
プログラミングしたことないとか知識がないとか関係なく、少しでも興味ある⽅は電気情報⼯学科を⽬指してみて下さい。また、電気情報⼯学科では⾊々な研究室で様々な研究を⾏っているので、何かしら興味が湧く研究と出会えると思います。
電気、情報関連のことを
幅広く学べる学科。
4年生
福岡県出身
城南高校卒業
- 電気情報⼯学科を選んだ理由は?
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私が中学生のときに、AIに職業が奪われていくという話を聞き、そのとき初めて工学の分野に興味を持ちました。
高校生になりAIについて学べる学部を調べ、電気情報工学科のことを知り、当時はあまり深く考えることなくそのままこの学部を受けることに決めました。
- どんなことが学べますか?
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1年生のときは他学部とも合同で基礎的な数学、物理、化学について勉強します。
そして2年生以降から専門的な授業が増えていきます。具体的にはプログラミングや電気回路についての授業が主にあります。その他にも、私たちが普段使っている通信の仕組みやコンピューターの仕組み、制御工学など幅広く学ぶことができます。
- 学校⽣活の中で印象に残ったことは?
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大学生活で1番印象に残っていることはサークルです。
私は高校3年生のときにハイキューを読んだことで興味を持ちバレーボールサークルに入りました。練習をしていくうちに入った当初に比べできることが増え、すごく楽しいです。
練習以外にもイベントや飲み会などもあり大学生活を充実したものにしてくれました。

- 今後、電気情報⼯学科を⽬指す⼈へのメッセージやアドバイスを。
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本学部は電気、情報関連のことを幅広く学べる学科だと思います。
4年生以降での研究室も、多くの分野から選べるので少しでも興味のある人はぜひ選んでみてください。
興味があれば、男女比は
あまり気にせずぜひこの学科を
選んで欲しい。
3年生
熊本県出身
玉名高校卒業
- 電気情報⼯学科を選んだ理由は?
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将来的に最も可能性が広がる分野にしようと考えた結果、電気情報工学科が一番それに合っていると思ったからです。
進路を選ぶ際にそれぞれの分野を検討した上でどの分野にも魅力や面白さを感じましたが、この電気情報の分野は、社会のインフラを支える面と技術革新の最前線に立つことのできるという面の両方を持っており、どちらにも大きな魅力を感じました。
- どんなことが学べますか?
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3つのコースに分かれてプログラミングや、電気回路、通信、情報、電子などについてそれぞれ基礎から専門的なところまで学びます。
私の所属する電子通信工学コースでは特に半導体の性質や回路について学んだり、実際に実験をしながら回路やトランジスタの性質などを学んだりしています。
- 学校⽣活の中で印象に残ったことは?
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大学や企業から支援を受け、アメリカで3週間インターンシップに参加したことです。
初めての海外でまだ十分に理解していない専門分野を学ぶのは大変だったし難しかったのですが、同じ電気情報工学科の先生や友達、先輩方が一緒に参加していたため、たくさん助けられながら国際的な視野も広げつつ専門知識も深めることができました。とても貴重で楽しい経験でした。
- 今後、電気情報工学科を目指す【女子中高生】へのメッセージやアドバイスを。
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確かに女子学生の数は少ないのですが、その分女子同士の仲がすごく良いです。
また、男子とも仲がいいので学校生活で困ることはほとんどありません。
もし電気情報工学科の分野そのものに興味があれば、男女比はあまり気にせずぜひこの学科を選んで欲しいと思っています。

服部 智大 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
日本製鉄株式会社 技術開発本部 計測・制御研究部 から
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) バイオ・材料部 へ出向中
電気系と情報系の
両方についての技術を磨けた
卒業学部、大学院および研究室
工学部 電気情報工学科
システム情報科学府 電気電子工学専攻 都甲・栗焼・小野寺研究室
2017年修了
- 電気情報工学科を選んだ理由や選んでよかったこと
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高校の時から物理やプログラミングに興味があったのと、名前の響きがかっこよかったので電気情報工学科を選びました。大学で学び始めてからは電気系と情報系の両方についての技術を磨けたので、社会人になってからの自分のスキルに幅が出たので選んでよかったと思っています。
- どんな仕事に携わっていますか?
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日本製鉄所属時は、鉄鋼製品の内部品質を検査する超音波探傷手法の研究開発に携わっていました。
この仕事では、大学で学んだセンシングの知識と、信号処理手法開発とデータ収集用装置の設計においてプログラミングの知識が活きています。
現在は経済産業省の行政機関であるNEDOに出向しており、産学官で構成された研究プロジェクトチームのマネジメント業務を通してイノベーションの社会実装に向けて取り組んでいます。

- 電気情報工学科ではどんなことを学びましたか?
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主体的に一から新しいものを考え出すことを学びました。
一例として学部1年時に研究活動をおためし体験する講義があり、グループワークでトレーサーロボットの製作をしました。高校までの、与えられた知識を受け身で学んでいた自分では通用せず、自分の実力不足を痛感したことを覚えています。電気情報工学科ではこういったスキルを身に着ける実験の講義などが多く用意されています。
- 学生時代の思い出やエピソード
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周囲の友人に恵まれた学生生活でした。
修士課程の飛び級試験に同学科の友達を巻き込んで、一緒に院試を突破したのはいい思い出です。受験は団体戦、大学も団体戦。サークル活動の囲碁部では九大合宿所にて囲碁そっちのけで大量の餃子を作ったり、謎のトランプゲームにいそしんだり。
九大チームで出場した団体戦全国大会では、皆で自称世界一辛いタンタンメンを食べに行ったりしました。
- 受験生や後輩へのメッセージやアドバイス
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ここには自分を磨くことのできる環境が整っています。楽しいこともたくさんあります。あっという間の学生生活ですが、無理はし過ぎず、是非新しいことにどんどん挑戦していってください。
富士通株式会社 データ&セキュリティ研究所 Social Trust CPJ
今の私自身の考え方や
価値観を形作る上で
大きな影響を与えてくれました。
卒業学部、大学院および研究室
工学部 電気情報工学科
システム情報科学府 情報知能工学専攻 村上・井上研究室
2015年修了
- 電気情報工学科を選んだ理由や選んでよかったこと
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小学生くらいの頃に自宅でコンピュータを使わせてもらえるようになり、コンピュータに触れる機会が多いことから、もっと深く学びたいと思ったことがきっかけでした。
コンピュータだけでなく、世の中の情報サービスやシステムが、どのような専門領域に支えられているのかを幅広く学ぶことができた点がよかったです。
- どんな仕事に携わっていますか?
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現在は、インターネット上の情報の信頼を高める研究開発を行っています。
私たちの身の回りには、フェイクニュースや閲覧数稼ぎのためのデマ情報があふれています。このような情報から身を守り、利用する情報の信頼性を高めるための先端技術の研究開発に取り組んでいます。国内外の大学と連携し、様々な人との実証実験を行いながら、技術の実用化を目指しています。
- 電気情報工学科ではどんなことを学びましたか?
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授業での専門知識だけでなく、プログラミングや実験での実践を通じて、試行錯誤しながら検証していく姿勢を学びました。コンピュータや車型のロボットを使った実験を通して、思った計算結果にならない・動かないことを繰り返しながらも、最終的により効率よく・高精度に動かすための考え方を学ぶことができました。
- 学生時代の思い出やエピソード
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研究、サークル、バイト、旅行と、大小様々なことにチャレンジできたことが貴重な思い出です。
試験期間とサークルの大会が重なるなど、忙しい時期もありましたが、友人や先生と研究について話し込み、時間を忘れて取り組んだことがたくさんありました。
またその合間にも、糸島の海辺を息抜きに歩いたり、九州各所を旅行したりするなど、どれもかけがえのない思い出となっています。

- 受験生や後輩へのメッセージやアドバイス
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情報技術の潮流の変化は大きいですが、ここで得た知識や打ち込んだ経験は、社会に出ても役立つだけでなく、今の私自身の考え方や価値観を形作る上で大きな影響を与えてくれました。
ぜひ九州大学で、様々な友人や先輩、世界で活躍する先生方に出会い、いろいろなことにチャレンジする場を見つけていってください。
現在の業務においても役立つ
場面が多く、どの業界においても
活きるスキルだと思います。
卒業学部、大学院および研究室
工学部 電気情報工学科
システム情報科学府 情報知能工学専攻 倉爪研究室
2019年修了
- 電気情報工学科を選んだ理由や選んでよかったこと
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IT技術の急速な発展が顕著な時期と重なったことが、私が電気情報工学科を選択する契機となりました。
当時のスマートフォンやクラウドコンピューティングの普及により、IT技術が社会に与える影響の大きさや潜在的な可能性に魅力を感じました。将来的に、ITが医療、金融、製造業など、あらゆる産業の基盤となると確信し、この分野で専門知識を身につけることが、社会に貢献し、キャリアを築く上で重要だと判断しました。
- どんな仕事に携わっていますか?
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スマートビル開発に携わっています。現在は、ビル内の様々な機器を統合的に制御するシステムの開発や、自社開発のIoT機器と機械学習やディープラーニングを活用したモニタリングサービスの開発を行っています。これらの技術を通じて、省エネや快適性向上など、次世代のビル管理システムの実現を目指しています。
- 電気情報工学科ではどんなことを学びましたか?
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デジタル信号処理やソフトウェア工学などの電気や情報処理に関する専門知識について学びました。
また、実験科目で身に着けたデータの取り扱い方法や解析手法は、現在の業務においても役立つ場面が多く、どの業界においても活きるスキルだと思います。
- 学生時代の思い出やエピソード
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自身の研究テーマについて、第17回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会で優秀講演賞を受賞したり、著名なロボット国際会議であるIROSにて発表するなど、貴重な経験をさせていただきました。指導教員、研究室スタッフへ感謝するとともに、研究室での取り組み内容が世界に通用することを強く実感しました。
- 受験生や後輩へのメッセージやアドバイス
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学生時代の友人との何気ない会話や一緒に過ごした時間は、今でも私の宝物です。
専攻や国籍の異なる友人との交流は、視野を広げ創造性を刺激し、何も知らない世界に飛び込む契機にもなります。
学業はもちろん大切ですが、友人との時間を大切にし、様々なことに挑戦することで、日々を最大限楽しんでください!
